2020〜21年度 クラブ運営方針

 

 

国際ロータリーの会長テーマ「ロータリーは機会の扉を開く」

国際ロータリー会長 ホルガ―・クナーク

 

日本のロータリー100周年「新しいロータリーは機会の扉を開く」

国際ロータリー2700地区カバナー 古賀英次

 

久留米ロータリークラブのテーマ

広げようロータリーの輪、深めようロータリーの絆

久留米ロータリークラブ会長 立山由乘

 

 

 2020年に入り、新型コロナウイルスの感染拡大で、日本をはじめ世界中の国や企業が経営的にも経済的にも苦境に立たされています。5月後半に、日本は緊急事態宣言を解除されましたが、2次感染などの懸念からまだまだ予断を許しません。

 また、数か月に及ぶ営業自粛の影響は計り知れず、ロータリーに限らず全ての活動が健全な状況に回復するまでにはかなりの時間を要すると思われます。

 このような中、今年度久留米ロータリークラブ第69代会長を務めさせていただくことになりました。大きな不安の中におりますが、歴代の諸先輩方が気付き上げられた歴史と伝統を受け継ぎ、私に何ができるかを考え、精一杯務めさせて頂きたいと思っております。

 

「 広げようロータリーの輪 」

 

 ロータリーは1905年2月23日にポール・ハリス氏を中心とする4人で設立され、その時の「ハリス達の夢」は、さまざまな職業人が知恵を出し合い、生涯にわたる友情を培うことができる場所をつくることだったそうです。

 さて、本年度ロータリー会長ホルガー・クナーク氏は「ロータリーは機会の扉を開く」という方針を出されました。

 人々をロータリーに引き付けるのは、設立時の思いを受け継ぎ、友情と人脈つくりの機会がそこにあるからだと思います。

 私たちは、久留米ロータリークラブにとどまらず、ロータリーの輪を広げることにより、さらなる人脈つくりの機会、奉仕の機会が生まれると考えます。

 各地には多様性を持ったロータリークラブがあります。下記のように交流することで「機会の扉」を開いていきたいと考えます。 

1.久留米ロータリーと近隣のロータリーとの例会交流を少しづつ実施する

2.2020年10月31日、柳川で開催される2700地区の日本のロータリー設立100周年事業に参加する

3.2021年6月21日~16日開催の国際大会(台湾)に参加する

 

「 深めようロータリーの絆 」

 

 今年で久留米ロータリークラブは68周年を迎え、70周年まであと2年になりました。しかし、久留米ロータリークラブの例会も、新型コロナウィルスの感染拡大で2月末から一度も開催されていません。

素晴らしい先輩方が築かれた久留米ロータリークラブの歴史と伝統を尊重し、絶やすことなく次世代に受け継ぐためにも、このコロナ危機の中にあっては、自らの会社や個々人が健康でなければ維持することも難しく、ロータリーが目指す奉仕活動は出来ないと思います。

そこで今年度は、久留米ロータリークラブを強くし、潰れない、不況に立ち向かう「コロナショック対策年度」にしていきたいと考えています。

 

ロータリーは共有する価値観のもとにあります。

毎月斉唱している「4つのテスト」

① 真実かどうか

② みんなに公平か

③ 好意と友情を深めるか

④ 皆のためになるかどうか

この問われた内容を見つめ直し、改めて価値観の共有を図りたいと思います。

コロナ危機を克服するには、互いに助け合い、励まし会い「ポール・ハリスたちの夢」を実現しいかすことではないでしょうか? また、退会者をだすことなく現会員を維持し、そして久留米ロータリークラブにふさわしい会員の絆を深めることで、このコロナ不況を乗り切り、会員の輪を広げ、さらに成長発展し、より健全なクラブとして新しい年度へ引き継ぐことができるかどうかが、今年度の私の使命だと思っております。

 異業種の会員一人ひとりの知恵を出し合い、話し合い、世の中になくてはならない久留米ロータリークラブを創るために、是非とも皆さんのご支援とご協力お願いします。

 

 本年度一年間、桧枝泰秀幹事、梶原加寿子会計、井上雅晴SAAのお力をお借りして、皆でここ久留米の進歩発展に少しでも貢献していければと思います。

会員の皆様方のお力添えを心よりお願い申し上げます。