2024〜25年度 クラブ運営方針

 

 

国際ロータリー会長テーマ

「ロータリーのマジック」

国際ロータリー会長 ステファニー A.アーチック

 

国際ロータリー2700地区メッセージ

「変化につよく、未来をひらく」

国際ロータリー2700地区カバナー 野崎千尋

 

久留米ロータリークラブ方針

四つのテストは魔法のことば

久留米ロータリークラブ会長 立田礼司

 


 まず最初に、歴史ある久留米ロータリークラブの会長を務めさせて頂くことについて、先輩会員を始めとする関係各位に深く感謝するとともに敬意を表します。72年間営々と続いてきた伝統に恥じることのなきよう努力して参ります。

 

 今年度の国際ロータリー会長のステファニーA.アーチック氏は「ロータリーのマジック」をテーマとされました。国内ばかりではなく世界的にも経済格差は拡大の一歩をたどっています。アーチック会長は、2024〜25年度テーマ講演において「ありがたいことに、活動をしやすくし、クラブでの体験を魅力的なものとするために、ロータリーの行動計画があります。そこからロータリーのマジックが始まります。分断された世界を癒すには、そのマジックが必要です。」と述べたうえで「私がもっとも好きな平和構築の手段の一つに、「四つのテスト」があります。すべてのロータリー会員が、単に四つのテストを暗唱するのではなく、それを実践していれば、世界はよりよくなるでしょう。」と語られました。「四つのテスト」好きの私には嬉しい言葉でした。普遍的な価値があるものだと思います。

 

 四つのテストはどのような企業・団体にも共通して一番大切なものを教えてくれています。以前勤務していた企業理念にも通じるものがあり、本当に大切なものは共通の理念に基づいていると思います。しかし、もっと大切なことは「実践」です。理解したうえで実践して初めて価値があるものです。この四つのテストを聞いても何も感じなければ実践が足りない証拠のように感じます。四つのテストを実践することによって、家庭生活も社会生活も不可能を可能に変える、まさにマジックを見せてくれます。私たちはこの魔法のことばで人々に幸福をもたらしましょう。

 

 私は昨年からご縁を頂いて、困難を抱えた子ども達の支援を行うNPOを手伝い始めました。そこで知ったのは、その日の食事も満足にできない子供たちが現にいるという事です。無論、その子ども達の親も同じです。

 

 戦後、日本は世界に類を見ない経済発展を遂げたと言われています。確かに戦後のどん底から這い上がって経済の基礎を築くことができたことは事実でしょう。しかし、残念ながら、その恩恵はこの子供達に届いていません。

 

 個人的には、この子ども達への支援に邁進する所存ですが、久留米ロータリークラブ会長として、以下の方針を示したいと思います。これから1年間諸先輩方のご助言と本間敬二幹事、宮崎智美SAAの支えを得て、使命を全うしたいと思います。

 会員皆さまのご指導、ご支援のほど、心よりお願いいたします。

 

「運営方針」

1. 会員相互の親睦と絆を深めていきましょう。

2. 例会の充実と出席率の向上を目指します。

3. 女性会員獲得を中心とした会員基盤の増強を行います。

4. 社会奉仕活動を推進します。

5. 2700地区に人材を供出します。